梅田芸術劇場で観劇。
映画版はテレビで見かけたことがあるなーくらいの認識。
なので何でデロリスが修道院にいたのかやっと理解した。
派手なオーディションのシーンから始まって一転殺人現場へ。
コミカルな警察署を経て陰気な修道院。
場面がコロコロ変わるので飽きない。
シスターたちは歌が下手という設定なので、聖歌隊としては音痴な体で歌う。
それがバックコーラスになると突然上手くなるのでメタ的におもしろかった。
しかし人種の違い、異性装、他宗教に対する態度など
昔はおもしろいで済まされていたことが
今ではデリケートな問題になっているので少しヒヤリとした。
問題は爽快に解決し
対立していた人々は和解し
ある人は新たな選択肢を見つける。
聖歌隊の歌も聞きごたえがあるし
どんどん派手になるステージは盛り上がった。
聖パウロもせり上がるわけだ。
観てよかったと思える舞台だった。